舞台はオーストラリアのバレエの有名学校。
ヒロインは、ともにバレエダンサーで憧れの存在だった姉を事故で亡くし
ショックでバレエを踊ることができなくなり、
精神的に傷を負ってしまったヒロインは学校をやめて
自堕落な生活を送っています。
そんな中で万引きをしてしまい、
社会奉仕活動を課せられるのですが、
母親が彼女を再起させようと、
バレエ学校の掃除係をすることという契約をして
古巣のバレエ学校に送り込みます。
大好きだったバレエ。
今の自分はダンサーではなく、けいこ場の掃除をする身。
でもレッスン風景をそばで見ているうちに
ふつふつとバレエへの気持ちがよみがえってきます。
そして「赤い靴」の主役の代役を任されることになるのですが、
この先生がとにかくスパルタ。
何をやっても否定され、姉と比較され、
どうしていいかわからなくなるのですが…
姉の死を引きづって、
自分と夢に背を向けた日々を送ってきた主人公が
どのように情熱を取り戻していくかが、
美しいバレエの舞いと音楽に乗せて描かれていきます。
本作の大きな見どころの一つが、
本格的なダンスシーンの数々です。
なんとバレエシーンはすべて役者自身が躍っているのです。
というのも、主人公を演じているのが
世界最大のバレエコンクールで金賞を受賞した
ジュリエット・ドハーティ。
ライバルのグレイシーを演じるのは
ローザンヌ国際バレエコンクールにわずか15歳で
出場したことのあるプリムローズ・カーン。
主人公のダンスパートナーを演じるのが
同じくローザンヌ出場経験のある
ジョエル・バーク。
そのほかもバレエの国際コンクール等で
実績のあるダンサーを起用し、
華麗なダンスシーンを繰り広げています。
この作品を見て思ったのは、
たとえ何があろうと
好きなもののそばから離れてはいけないし、
離させてはいけないということ。
失った情熱もそばに身を置けばまた復活しうるのだから。
そして「悲しみが幸せを教えてくれる」
というセリフが劇中に出てきますが、
大きな悲しみを体験した人、
大切なものを失ってしまった喪失感や
罪悪感にさいなまれている人々に
光を与えてくれる作品です。
◆「RED SHOES/レッド・シューズ」
3月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
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