２日目は五六島のスカイウォークからスタートですが、
海の上をガラス張りになっている道を歩くのですが、
岩に打ち付ける波が足元にリアルに見えて、
大丈夫とわかっていても心臓ドキドキ。
みんなで「すごい～、怖い～」と
きゃぁきゃぁはしゃぎあっちゃいました。
続いて向かったのは、
１００階建ての超高層展望台エックス・ザ・スカイ。
お天気に恵まれて見晴らし最高でした！
海雲台（ヘウンデ）のビーチも一望できます！
そしてこのあとは海辺列車に乗車。
チンチン電車みたいな風体で、
座席が全部、海の方を向いているという電車です。
見えるものはず～っと海。
さすがプサン、今回はこれでもか～と
海を見ています^^
本当は『オペラ座の怪人』仕様の電車も走っていたのですが、
期間限定で、なんと数日前に終わってしまっていたんです。
残念だったね～と言っていたら
なんと終点で降りたら、
チョ・スンウさんの『オペラ座の怪人』電車が
止まっているではありませんか！
お～ぉ、まだ残ってた！とばかりに
みんなで記念撮影しました。
そしてランチタイム。
麦ごはん定食のお店です。
食事量が半端なく盛りだくさんでしたが、
これがとってもおいしかったです。
食後は海岸の崖に作られた海のお寺、海東龍宮寺へ。
ここは観光地としてだけでなく
パワースポットとしても有名です。
海水にはマグネシウムをはじめミネラルが含まれているので
海から吹く風にも、少量ですけどミネラルが含まれています。
なので、海辺で過ごしながら海風を吸い込むことで
開運を遮りそうな想念だったり、塵を払いのけて、
みんなの魂の浄化を高めてくれたのではないでしょうか^^
ここでは熱心に祈ると一つの願い事が必ず叶うという
伝説があるそうです。
と、朝8時20分から動き回って、
ご飯を食べて、おしゃべりして～
と活発に行動したあとは
ロッテ免税店に向かうバスの中でちょっと仮眠。
なにせ本番は夜の『オペラ座の怪人』ですから
観劇中に疲れて眠ってしまったら本末転倒ですからね。
体力を温存しておかなければと
皆ひそかに緊張感が走ります。
そしていよいよこのツアーのメインイベント
チョ・スンウの『オペラ座の怪人』の観劇です。
私のミュージカルツアーでは、
直前に内容の詳細解説をするというのが
恒例になっていまして、
一幕の一場から舞台上でどんなことが起こるのか、
歌の聴きどころはどこで、
全体で観た方がいい場面と
オペラグラスで表情や反応をガン見した方がいいところなど
「ガラスの仮面」の北島マヤばりに
感情表現たっぷりにお伝えしています。
『オペラ座の怪人』は有名な作品なので
皆さんにとっても予習しやすい作品ではありますが、
それでもこうした事前解説を聴くのと聴かないのとでは
理解度や満足度が全然違います。
と、今回もそう言っていただきました。
「１回観た気になりました～」
と言っていただけるのが、
やりがいを感じる瞬間です。
そしていざ劇場へ。
いよいよだ～と胸は期待で高鳴ります。
とにかく、ツアー企画者としては、
キャスト変更などなく、
無事に幕が開きますようにと願っていたので、
劇場で予定通りのキャストボードを見たとき
本当にほっとしました。
実際この５日後には、コロナの影響で
２日間公演がキャンセルになってしまいましたから
本当に我らは間一髪セーフでした。
そうして始まった舞台。
チョ・スンウさん演じる怪人は
ヒロインのクリスティーンに執着していく屈折した役なので
声自体がクリスティーンに絡みつくような声音で
第一声からゾクゾクします。
ただ、歌い上げるところは、正直、
喉の調子がいつもに比べて本調子じゃなかったのですが
それを補ってあまりある哀切な演技で、
最後がもう本当に泣けました。
チョ・スンウさんは手の指先にまで
繊細な感情を漂わせているので
そこから怪人の感情がビシバシ読み取れるので
演技を観るのが楽しいのです。
私自身は今回でチョ・スンウさんのファントムを観るのは
３回目でしたが、今回が１番泣けました。
何と悲痛な胸の痛む叫びなのか～と。
一緒に観た皆さんも
チョ・スンウさん、ドラマしか知らなかったから
すごく歌えてびっくりしました～
舞台のクウォリティーの高さにびっくりしました～
どの俳優さんもすごいうまい～
隅々まで素晴らしくてすごく感激しました
これはクセになりそう~
などなどの感想が飛び出して
大興奮の嵐でした。
メインの観劇が終わった後は
チキンとビールで感想大会。
ここでまたまたワイワイとおしゃべりをして
深夜０時にようやく解散しました。
長い一日でしたが、
朝から深夜まで、皆さん元気！
好きなこと、楽しいことだから
パワーが出ちゃうんですね!
ツアーレポ③に続く
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2023年6月3日執筆