『ヒットマン リサージェンス』は2020年に大ヒットした映画
『ヒットマン エージェント：ジュン』のシーズン2です。
まず『ヒットマン リサージェンス』からご紹介しますと、
国家情報院の敏腕暗殺要員だったジュンは、
実は幼い頃から漫画家になりたかった夢をあきらめきれず
任務中に死んだことにして
こっそり新たな人生として漫画家になります。
でも漫画家としては全く売れず、生活に困窮。
自暴自棄になって、暗殺要員時代の機密をネタにした漫画を
描いてしまいます。
それが大ヒットしてしまい、
ジュンは国家情報院とテロリストの両方から
命を狙われる羽目になり、愛する家族を守るため、
ジュンは再び戦うことになるのでした。
見どころは、最強の暗殺者だったのに、
現在はダメダメな売れない漫画家になっているという
ギャップのある設定が面白いですね。
それをクォン・サンウの持ち味である
コミカルさと切れのあるアクションで
存分に見せてくれるのが嬉しいところです。
バックに流れる音楽も『ミッション・インポッシブル』を意識した感じで、
ハリウッドにトム・クルーズがいるなら
韓国にはクォン・サンウがいるといった感じでしょうか。
それを受けての『ヒットマンリサージェンス』は、
それから5年の時を経て再び帰ってきた作品です。
人気漫画家になったジュンですが、すぐにネタ切れになり、
シーズン2の内容は迷走して
読者からも総スカンを食らってしまいます。
そしてそんな読者の心を取り戻そうと描いた漫画の内容が
現実で起こってしまい、
ジュンはテロリストの容疑者にされてしまいます。
というのも、暗殺要員時代のジュンに恨みを持つ悪党たちの仕業で、
ジュンは窮地に立たされてしまうのでした。
前作に続き、クォン・サンウが、
妻にはめっぽう弱いヘタレと
アクションをさせたらデキる男の両面を見せながら
彼の得意技を詰め込んだアクションコメディです。
前作から引き続きのチョン・ジュノとイ・イギョンの仲間コンビも
相変わらずいい味を出していて、笑わせてくれます。
そしてなんとチェ・ジウが友情出演しているのも
見逃せません。
どこにどんな感じで登場するのかはお楽しみですが、
クォン・サンウからの直接の電話のオファーに
快諾して実現したそう。
この２人と言えば、
ドラマの『天国の階段』に『誘惑』がありますね。
同じ画面に2人が出てくるとなんだか嬉しいです。
公式サイト➡https://hitman2-movie.com/
6月13日よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
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