12月の『モンテ・クリスト』ツアーに続いて、
あの頃はまだ公演が始まったばかりだったけれど
とっても素晴らしかったので、また行きたいなと思い、
どうせならソ・イングクさんの千秋楽に合わせて観に行こう!
ということで千秋楽ツアーを敢行しました。
ホテルに4時に集合して
韓定食のお店に向かって、そこで小一時間ほど
これから見るミュージカル『モンテ・クリスト』の
詳細解説を聞いていただき、それから夕ご飯。
解説はまるで一度観た気になるように説明しますので
舞台での韓国語がわからなくても
おおかた理解できて、
満足できる観劇体験になっていただけます。
一人で行くとこういうコースで出てくる
ちゃんとした韓定食を食べるのが難しいので
ツアーの大きな楽しみです💖
そしていよいよ劇場へ!
やはり千秋楽公演というのは、
3か月に及ぶ長丁場をやり遂げたソ・イングクさんの
最後の舞台の日に、同じ空間でその感動を共有するという
特別な時間です。
なので、私たちのツアー以外にも
日本からのファンの方もたくさんいらしていて
あちこちで日本語が聞こえていました。
公演内容におけるソ・イングクさんの進化ぶりはもちろんですが、
千秋楽ならではの主演挨拶もありますので
ソ・イングクさんがどんな挨拶をするのか、
あいさつしながら泣いてしまうのか?
など、千秋楽公演の見どころは尽きません。
で、どうだったか。
これでラスト!的な、歌い終わりの最後の最後までの
声の出し方のはじけっぷりが
ひときわ力強くて大迫力でした!
そして、憎かった相手を許す思いに至って
両方の瞳から頬を伝う涙の美しいこと!
そして最後カーテンコールで
やり切った~というように大きく息を吐いて
ホッとした表情を見せたのが印象的でした。
ヒロイン役のホ・へジンさんからは、
よく頑張ったよねぇという感じで
背中をスリスリさすられていましたし(笑)
最後に出演者が一列に並んで、
あいさつのMCを任されたのがそのへジンさん。
で、ソ・イングクさんを紹介しながら
へジンさんが感極まって泣いてしまったんです。
びっくりしたのが紹介されたソ・イングクさんで、
え、なんで君が泣くの?
どうしちゃったの?的に茶化しながら自分のあいさつを。
今回11年ぶりにミュージカルに戻ってきて
自分が忘れていた渇望に大きく火が付いたそうです。
で、これからもミュージカル俳優として
また皆さんと一緒に舞台に立ちたいです。
そんな気持ちにさせてくれた俳優たち、スタッフ、
舞台を作るために苦労してくれた方々、
すべての皆さんに感謝したいです。
そして3か月の間歓声を送ってくれた観客の皆さんに
感謝を伝えたいです。
で、最後のあいさつで何をしようか悩んだけれど、
僕のファイティングコールをみんなでやるのは
どうかなと思いました。
ということで、僕が合図を言うから皆さんは
「行こう!モンテクリスト島へ」と大きな声で叫んでくださいね。
これちゃんと言ってくれないと僕が気まずいからね」
と言ってみんなでファイティングコールをしました。
そこから最後の最後、
いつものカーテンコールの
メルセデスと二人で舞台の後ろに消えていくシーンを
演じて幕が閉じました。
で、普段なら、韓国ではここで観客も終わった~と
すぐに立ち去るのですが、
この時は誰も動こうとしないんです。
これで終わりですというアナウンスもないので
何かあるんじゃないかとみんなで待って、
そのうちソ・イングクコールも起こり始め、
そうして少し時間がたったところで、
なんとご本人が登場してくれました。
もう照明もなく、マイクも外していましたが、
役柄の衣装のまま出てきて
精一杯のファンへの感謝をハートマークを
力いっぱい飛ばして伝えてくれました。
こんなことなかなか韓国ではないので
これは感激でしたね!
所属事務所からの公式ごあいさつ文の中でも
「ミュージカルに対する憧れがあったので
『モンテ・クリスト』に出会って解消された気分。
とにかく、うまくやりたかったので
練習も個人的な調整もがんばった。
今後も様々なミュージカル作品であいさつできるように努力する」
と言ってくれているので、もう楽しみ!
あの役も、この役もやったら似合いそう~というのが
あるので期待大ですね。
という特別の舞台を観ることができて
ツアーの皆さんも大興奮!
この感動と興奮を持ったまま眠りにはつけません!
とばかりに、ツアー恒例のチメクタイム♬
普段なら決して行かないであろう
夜中11時からチキン屋でビールを飲むなどという
非日常的なことにも皆さん参加されて
深夜12時半あたりでようやく解散。
一日目を終わりました。
次の記事は、『レベッカ』千秋楽観劇レポです。
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