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韓国ドラマで見る12周期<後編>

韓国ドラマをもとに、運気を知り活用しよう!
ということで、運気の流れの基本、
「12周期」についての解説・後編です。

 

簡単におさらいしますと。
運気は、「12周期」で巡っていて、
季節に例えられるというお話をしました。

うち春と夏の運気について解説したので、
秋から始めましょう。

 

7【やり直し運気。過去の縁がつながる】

前年の緩んだ気持ち、中だるみした気持ちがキリッと引き締まり、
軌道修正がかかるときです。
本来の自分の夢や目標に立ち戻り、
再びやる気が起きてきます。

また、やり直しの運が宿るので、
過去に諦めたことに
再チャレンジする機会が訪れるようなことがあります。
子育てで仕事を離れていた人が復職する、みたいなことですね。

過去につながっていた人との縁が再びつながる運気なので、
思いがけない「再会」の可能性も。

一方で、持病の再発もありえますが、
これを機に治し切るチャンスになります。

韓ドラなら、
このあたりで主人公がやる気に目覚める、
ヒロインが挫折していた過去の夢にチャレンジする、
元カレ・元カノ出現、というケースもありますね(笑)

8【努力が実り評価が得られる運気。最高潮】

12年の運気でもっとも強運期と言われ、
①で蒔いた種がこれまでの努力によって育ち切り、
実を結び、周囲から評価されるときです。
仕事などでもコツコツやっていたことが、大きく開花し、
出世したり、賞をとったり、
満足いく結果が出る、そんな運気です。
精神的にも経済的にも満たされ、
ステージが上がるという感じでしょうか。

家を買うなど大きな買い物、
一生ものの買い物にもベストな時期。

ドラマでは、仕事も愛も手に入れた!みたいな、
幸せのピーク時です。

 

9【成果を喜び、感謝を伝えるとき】

前年からの好調が続き、穏やかな気持ちで過ごせるとき。
一方で、翌年から冬の時期に入るので、
後半からは徐々にペースを落とし、
冬支度を始める必要があります。

これまでお世話になった人に感謝を伝えたり、
気になっている問題を解決しておいたりと、
少しずつ「守り」の態勢に入っておくといい流れです。
好調運におごらないこと、周囲の人を大切にすること、
などがテーマになる運気ですね。

ドラマでは、
雲行きが怪しくなる少し前のタイミング。
この幸せはいつまでも続くか……みたいな、
幸せだけど、どこか不安もある、そんなときです。

10【予期せぬことが起きるとき。守りの運気】

俗に言う「大殺界」の最初の年。
信頼していた人に裏切られたり、
予期せぬ出来事が起きたり、
ペースが一気に崩れるときです。

前年とがらりと状況が変わり、
良かれと思ってやったことが裏目に出たり、
周囲に振り回されたりと、
思い通りにいきにくくなるかもしれません。

何かしら自分の弱点、
放置していた問題が表面化してくるので、
いろいろと気付かされ、落ち込むこともありそうです。

でも、これは自分自身を内省するチャンス!
外に出るより内を見つめながらじっくり過ごすことで、
ゆっくりと自分を変えていくタイミングがやってきたのだ
と捉えましょう。

韓ドラでは、
これが物語を大きく動かす起点になります。
親の反対だったり、病気の発覚だったり、
逃げてきた問題に向き合わざるを得なくなるとき。

下手に悪あがきしたり、隠したりすると、
問題は余計に悪化していきます。
さて、2人に試練が降り注ぎ、彼らはどうする?
というハラハラの展開ですね。

11【苦手の克服期。学び・インプットのとき】

運気の底であり、裏の自分が出てくるときです。
苦手だった人やものと関わることになったり、
本来の自分なら興味がなかったものや人が気になったり、
これまでと違う様相になります。

甘い誘惑や儲け話に心が揺れやすく、
いつもならしない選択をしてしまうことも。
そのため予想外の展開が起き、苦労や困難が増えますが、
その分、自分を鍛えられるときでもあります。
冬眠期なので、内面を磨くことで
自分の栄養として蓄えになります。

ドラマでは、
自分の弱点を突きつけられ、一番しんどい時期。
ただし、ここでしっかり向き合い、乗り越えることでしか
真の幸せは掴めません。
苦手を克服するには絶好のタイミングなのです。
確かな愛を築くために、絶対に必要な試練です。

12【断捨離、身辺整理のリセット期】

冬の終わり、運の低迷期の終わりが近づき、
少しずつ明るい気持ちや希望が見えてくるときです。

翌年から新しい運命周期に入るので、
再スタートを前に余計なものを手放し、
身軽になっておくべきタイミングといえます。

12年かけて成長してきたので、
昔の自分とは大きく変わっているはず。
このタイミングで、今後の自分にとって何が必要で、
何が不要かを取捨選択していく流れになります。

腐れ縁、悪縁など、不要な縁は自然と切れていく運気でもあり、
何かしらの「別れ」がやってくるので、
寂しく感じるかもしれませんが、
すべては始まりのための準備。
卒業式のようなイメージですね。

ドラマであれば、問題が解決されていくとき。
主人公たちが本当に大事なものは何かに気づき、
それを手にいれるため、
何かを捨てる選択を余儀なくされたりします。

彼らは、出会った当初とは生まれ変わったように
表情や雰囲気が変化しています。


そうやって、12の運気を経て、
次のフェーズへと入っていくんですね。

 

ここで、前編で解説した①に戻り、
12周期が繰り返されていくわけです。

今回解説した⑦〜⑨が実りの秋、
⑩〜⑫が内省と学びの冬眠期です。

 

人によって、生まれもった星の性質があり、
星ごとにこれらの運気の出方が少しずつ変わってきますが、
大きな流れは皆、同じです。

1年も同様に12か月で運気の周期がめぐり、
1日も12日ごとに周期がめぐっています。

なんだか調子の悪い日が2〜3日続き、
すっとやる気が戻って波に乗ってくる、という流れを、
自然に繰り返しているのです。

これらの運気ひとつひとつについては、
また別途解説していきますね。


『梨泰院クラス』が特に運気や運気の乗り越え方を学ぶにはぴったりなので、
KAIさんんのアドバイスをもとに、次回から
【「梨泰院クラス」から紐解く運気活用術】を
楽しく解説していこうと思っています。

 

読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回!

 

◆この記事の監修【KAI】
ヒーラー。
背中に守護神の龍神を持ち、オーストラリア、箱根で
一流の技術へと磨き上げあげる。
これまで渡り歩いてきた国の数は、アジア圏だけで100カ国以上。
その国々で報われない魂のために祈りを捧げ続けて来た。
某大手事務所に所属して芸能人、著名人、財界人など
日本だけに留まることなく、海外にもクライアントを持ち、
数万人を鑑定した実績がある。
またマイナスのエネルギーをプラスのエネルギーへシフトする
トランスミューターとして老若男女問わず絶大な人気を誇っている。

 

◆この記事の執筆【高橋尚子】
『韓国TVドラマガイド』チーフエディター。
エンタメライターとして雑誌やWEBなど各種媒体に執筆。
韓流および占いをメインとした書籍・コンテンツの企画・編集を手掛ける。
CSチャンネル衛星劇場の韓流番組「どっぷり韓流総決算」のコメンテーターなど
広く活動。現在、韓国エンタメ・ナビゲーター田代親世とともに、
YouTubeチャンネル「ちかちゃんねる☆韓流本舗」にて
韓国エンタメに関する情報を配信中。
「ちかちゃんねる☆韓流本舗」:https://www.youtube.com/@hanryuhonpo