オペラ『ザ・ラストクイーン』は、
韓国最後のクイーンで、日本の皇族に生まれ、
李王朝に嫁いだ梨本宮方子(李方子)妃をモデルに
皇太子殿下との愛と激動の生涯を描いた舞台です。
李方子妃のことは、菅野美穂・岡田准一主演で
『虹を架ける王妃 〜朝鮮王朝最後の皇太子と方子妃の物語〜』
というテレビドラマにもなりましたから
ご覧になった方もいらっしゃると思いますし、
昨年の11月には林真理子さんが「李王家の縁談」
という本で方子妃のご結婚のことを描いていますので、
本で読んで知った~という方もいらっしゃるでしょう。
ソン・イェジン主演の2016年公開の映画
『ラスト・プリンセス大韓帝国最後の皇女』で
描かれているヒロイン徳恵翁主の兄の妻、
つまり義理の姉になります。
私はNHKで放送された方子妃のドキュメンタリーを見まして、
日韓を結ぶという重大な役割を担って
その覚悟とともに生き、
60歳を過ぎてから夫の故郷の韓国に居を移して、
障害児たちを支援する活動を
精力的に行った方だということを知り、
その考え方や人間性にものすごく感動しました。
根強い反日のなか、
最初は歓迎されなかった方子妃でしたが、
その最期には準国葬として
沿道に数多くの人々の悲しみの列ができたほど
彼女の成し遂げたこと、韓国への貢献が
韓国民に認められ、愛された方なんです。
その李方子妃の物語が、
2015年に創作オペラ
「ザ・ラストクイーン 朝鮮王朝最後の皇太子妃」
として誕生したわけです。
企画、台本、音楽監督、主演を、
日韓2つのアイデンティティーを持つオペラ歌手の
田月仙(チョン・ウォルソン)さんが手がけています。
私は前にこの舞台を観たことがありますが、
その時は歌姫・田月仙(チョン・ウォルソン)さんの
一人芝居の雰囲気で進んでいき、
相手の皇太子役はバレエダンサーが演じていて
ところどころを効果的に舞踊で表現していたりして
随所に工夫の凝らされた舞台で
とても良かったんです。
その舞台が今年は3/23(水)18時30分から
一回きりの上演で公演が行われます。
オペラではありますが、
韓国の歴史を表現している作品で
とてもドラマチックな舞台でしたから
ご興味ある方はぜひ~^^。
◆オペラ『ザ・ラストクイーン 朝鮮王朝最後の皇太子妃 』
3/23(水) 6時30分~ 上演時間は80分
場所 日本橋劇場
S席 9000円 ※ほかの席種もあり
公演の詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://lastqueen.net/2about.html
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2022年2月27日執筆